- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

クルム伊達公子、敗因を分析◇全米オープン

テニスのグランドスラム、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、41歳のクルム伊達公子(日本)S・アービッドソン(スウェーデン)に挑んだものの、4-6, 2-6のストレートで敗れ、初戦突破とはならなかった。

アービッドソンのサービスゲームで始まったこの試合、クルム伊達がいきなりブレークして好スタートを切ったものの、その後自身のサービスゲームをキープする事が出来ず、出だし4ゲームはブレーク合戦となった。

ゲームカウント4-5、クルム伊達のサービスゲームでは15-40とアービッドソンにセットポイントを握られ、それを凌ぐことが出来なかったクルム伊達は33分で第1セットを落としてしまう。このセットだけで13本のウィナーを叩き出したクルム伊達だったが、25本の凡ミスを犯してしまった。

第2セット、第2ゲームで先にブレークを許したクルム伊達は、第4ゲームでもブレークされ、ゲームカウント0-4とリードを許す展開に。続く第5ゲームでブレークバックしたものの、第6ゲームでも痛恨のブレークを許し、ゲームカウント1-5と崖っぷちに立たされる。

サービング・フォー・ザ・マッチを迎えたアービッドソンだったが、クルム伊達がブレークバックし粘りを見せる。しかし、最後までサービスキープに苦しんだクルム伊達は、ゲームカウント2-5、第8ゲームで再びブレークされ、念願の初戦突破とはならなかった。

シングルス本戦で最年長でクルム伊達は、今季怪我に泣かされ103位までランキングを下げており、この日も20本のウィナーを記録したが46本もの凡ミスを犯すなど大切な場面でのミスが目立った。

勝利した28歳のアービッドソンは現在世界ランク51位。今年2月のメンフィス大会で自身2度目となるツアー優勝を飾るなど、年初78位だったランキングを51位へ上昇させていた。

敗れたクルム伊達は「(アービッドソンは)今年はツアー優勝もしているし、このランキングをキープしているだけあって、簡単なミスもないし、しつこいプレーで絶対崩れなかった。それに比べて自分の場合は、主導権は握っていたものの、決めきれなかった事が差だと感じた。」と敗因を分析し、アービッドソンのプレーを称賛していた。

アービッドソンは2回戦で第12シードのA・イバノビッチ(セルビア)と対戦する。イバノビッチはこの日、予選を勝ち上がったE・スイトリナ(ウクライナ)を6-2, 6-2で一蹴しての勝ち上がり。

この日行われた試合結果は以下の通り。

A・ラドワンスカ(ポーランド) (2) ○-× N・ブラチコワ(ロシア), 6-1, 6-1
S・ウィリアムズ(アメリカ) (4) ○-× C・バンデウェイ(アメリカ), 6-1, 6-1
A・ケルバー(ドイツ) (6) ○-× A・ケタボング(英国), 6-2, 6-0
I・C・ベグ(ルーマニア) ○-× C・ウォズニアキ(デンマーク) (8), 6-2, 6-2
S・エラーニ(イタリア) (10) ○-× G・ムグルザ, 6-3, 6-7 (6-8), 6-1
A・イバノビッチ (12) ○-× E・スイトリナ, 6-3, 6-2
D・チブルコワ(スロバキア) (13) ○-× J・ラーソン(スウェーデン), 6-7 (5-7), 6-2, 6-0
M・キリレンコ(ロシア) (14) ○-× C・シーパース(南アフリカ), 6-2, 6-1
R・ビンチ(イタリア) (20) ○-× U・ラドワンスカ(ポーランド), 6-1, 6-1
K・ベルテンス(オランダ) ○-× C・マーケイル(アメリカ) (21), 6-4, 4-6, 6-3
S・スティーブンス(アメリカ) ○-× F・スキアボーネ(イタリア) (22), 6-3, 3-6, 4-3
A・フラヴァコバ(チェコ共和国) ○-× K・ザコパロバ(チェコ共和国) (24), 6-4, 6-4
森田あゆみ(日本) ○-× M・ニクルスク(ルーマニア) (26), 6-3, 6-3
O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ) ○-× T・パスゼック(オーストリア) (29), 6-3, 6-4
J・ヤンコビッチ(セルビア) (30) ○-× K・ボンダレンコ(ウクライナ), 6-1, 6-2
E・ヴェスニナ(ロシア) ○-× S・ポン(中国) (32), 7-6 (7-5), 6-1
L・アルアバレナ(スペイン)=ベチノ ○-× S・ペア(イスラエル), 6-4, 7-6 (7-5)
V・ドゥシェヴィナ(ロシア) ○-× N・ボルネット(イタリア), 6-0, 6-3
J・コンタ(英国) ○-× T・バボス(ハンガリー), 6-2, 7-5
O・ポクコワ(ロシア) ○-× I・ファルコーニ(アメリカ), 7-6 (7-5), 6-7 (2-7), 6-3
S・ソレル=エスピノーサ(スペイン) ○-× A・クドリャフツェワ(ロシア), 6-3, 6-2
T・マレック ○-× A・アマンムラドワ(ウズベキスタン), 4-6, 6-2, 6-4
V・ウィリアムズ(アメリカ) ○-× B・マテック, 6-3, 6-1
E・マカロバ(ロシア) ○-× E・ダニリドー(ギリシア), 6-1, 6-4
C・スアレス・ナバロ(スペイン) ○-× K・ペルバク(カザフスタン), 7-5, 1-2, 途中棄権
G・ウォスコボエワ(カザフスタン) ○-× A・ルス(オランダ), 6-1, 6-3
S・アービッドソン ○-× クルム伊達公子, 6-4, 6-2
B・ヨバノフスキ(セルビア) ○-× M・バーテル(ドイツ), 4-6, 7-5, 6-2
Y・シュウェドワ(カザフスタン) ○-× V・キング(アメリカ), 6-4, 6-2
T・ピロンコバ(ブルガリア) ○-× C・ジョルジ(イタリア), 6-3, 6-4
G・アーン(ハンガリー) ○-× A・サバイ(ハンガリー), 6-4, 3-2, 途中棄権
MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン) ○-× M・ルチッチ, 6-3, 7-5

(翻訳/弓削忠則)

(2012年8月29日14時04分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

12月13日

【インカレ室内】男子4強出揃う (19時22分)

【インカレ室内】女子4強出揃う (18時48分)

齋藤咲良 10代対決に敗れ8強ならず (15時14分)

西岡良仁 ザムストとスポンサー契約 (12時32分)

思い出の試合【第12位】2011年 全仏オープン 準決勝 (11時24分)

“昇格大会”にジョコら豪華選手出場 (8時52分)

錦織受賞ならず ベレッティーニが選出 (7時17分)

12月12日

インカレ室内 男女8強出揃う (18時00分)

世界4位支え最優秀コーチ賞 (16時24分)

躍進の19歳が新人賞を受賞 (14時21分)

チーム平均年齢40歳以上の団体戦開催 (12時37分)

思い出の試合【第13位】2009年 全豪オープン 準決勝 (11時30分)

2024年のベストショット発表 (10時12分)

錦織圭 2025シーズンへ始動 (7時16分)

バボラのテニスラケットを徹底比較!各ラケットの特徴を解説【Babolat】 (0時00分)

12月11日

全豪OP前哨戦 トップ10が5名出場 (17時20分)

ティーム 人道貢献賞受賞で手記公開 (15時42分)

錦織、大坂ら2025日本代表に選出 (12時52分)

思い出の試合【第14位】1996年フェドカップ 日本vsドイツ (11時32分)

世界1位シナー 2年連続で人気投票トップ (9時05分)

齋藤咲良、元世界14位にストレート勝ち (7時18分)

【動画】2011年全仏オープン 準決勝 フェデラーvsジョコビッチ (0時00分)

12月10日

豪を牽引したデ ミノーら共同受賞 (17時13分)

サバレンカ 最優秀選手賞を受賞 (15時21分)

内島と大坂がトップ100、9日付世界ランク (12時58分)

思い出の試合【第15位】2022年 レーバーカップ (11時54分)

西岡良仁が日本勢トップ 9日付世界ランク (9時08分)

世界19位、大坂の元コーチ招へい (7時29分)

【動画】錦織圭 2025シーズンへ始動!練習で鋭いストローク披露! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!