- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

エナンが敗退もウォズニアキは勝利◇全豪オープン

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会5日目の21日、女子シングルスのトップハーフ3回戦が行なわれ、優勝候補と目されていたJ・エナン(ベルギー)が敗戦を喫した一方、第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)らは順当に4回戦進出を決めている。

昨年の準優勝者であるエナンを下す番狂わせを演出したのは、第23シードのS・クズネツォワ(ロシア)。戦前は不利と思われていたが、6-4, 7-6 (10-8)のストレートで勝利した。

いまだにグランドスラムでの優勝はないものの、今大会には世界ランク1位として臨んでいるウォズニアキは、第29シードのD・チブルコワ(スロバキア)を6-4, 6-3のストレートで破り、4回戦進出を決めている。

世界ランク1位ながらもメジャータイトルを保持していないことに対する批判にさらされているウォズニアキは、この日の試合後の会見で先手を打ち、試合に関する質問に一通り答えると、こう言ってのけた。

「私はいつも同じ答えを言っています。これは面白いと思います。なぜなら、いつも同じ質問をされるわけですから。ですから、まずは答えから始めたいと思います。」

これを皮切りに、いつもは退屈になりがちな会見が一転、20歳のウォズニアキは試合についてコメントした後は、地球温暖化についてやピアノの腕前、さらにはクリケットや恋人に求めることなどについての質問が飛び交った。

「いつもとは少し違った会見になっていれば嬉しいです。これでもっと興味深い質問ができるようになったでしょう。」とコメントを残したウォズニアキは、4回戦でA・セバストバ(ラトビア)を迎え撃つ。世界ランク46位のセバストバは、ノーシード同士の対戦となったV・マナシエバ(ロシア)との3回戦を6-1, 6-3で制し、自身初となるグランドスラム4回戦進出を果たしている。

昨年の今大会では、本格的なツアー復帰からわずか数週間にも関わらず決勝に進出する快挙を成し遂げていたエナンであったが、この日は負傷している肘の影響からか、普段の攻撃的なプレーは影をひそめ、凡ミスの山を築いた。

「自分が100%ではないと分かっているとしても、言い訳はありません。今日の彼女は、私よりも良いプレーをしたのです。多すぎるミスを犯してしまいました。」と、エナンは潔く敗戦を受け入れた。

この試合までに通算18度の対戦があったエナンとクズネツォワであるが、グランドスラムでエナンがクズネツォワに負けるのは今回が初めてのこと。またエナンが4回戦を前に敗戦するのは、初戦で姿を消した2005年のウィンブルドン以来となる。

2008年の今大会チャンピオンである第14シードのM・シャラポワ(ロシア)は、J・ジョルジュ(ドイツ)に4-6, 6-4, 6-4の逆転で勝利している。また昨年の全仏女王である第6シードのF・スキアボーネ(イタリア)は、M・ニクルスク(ルーマニア)を6-0, 7-6 (7-2)で破り、4回戦に進出している。

この日のナイトセッションでは、第4シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)と第30シードのA・ペトコビッチ(ドイツ)が対戦したが、試合開始からわずか7ポイントをプレーしたところでヴィーナスが棄権、あっけない幕切れとなった。

オープニングゲームをペトコビッチがブレークすると、続いて行われた第2ゲーム、リターンを打ったヴィーナスはその瞬間に痛みのために叫び声をあげた。その時点で試合続行が不可能なのは明らかだった。

「プレーをすることはできませんでした。痛みがひどすぎて、動くこともままなりませんでした。」とヴィーナス。

2回戦でS・ザラボバ(チェコ共和国)にフルセットの接戦を強いられていたヴィーナスは、その試合の第1セットの時点で負傷していた。

「この48時間、何とか痛みをコントロールしようと試みていました。プレーが進めば、アドレナリンが分泌されて痛みも和らいだと思います。しかし、今日はそこまですらたどり着けませんでした。痛みがなくなる魔法が欲しかったくらいです。」

コートを去るときに目に涙を浮かべていた30歳のヴィーナスは「このような形で今大会を終わらせるつもりはなかったので、ものすごく残念です。これからは怪我を治し、復帰することに集中します。テニスが大好きですし、まだまだ素晴らしいテニスができると思うからです。」と、悔しさを滲ませながらも復帰を誓った。

一方、思いかけない形で勝利となったペトコビッチは驚きの色を隠さなかった。「何が起きているのか、とても不思議な感じでした。残念なことですし、とても気の毒に思います。彼女の回復を祈るだけです。彼女はあんなにも素晴らしいチャンピオンですから。」

この他の試合の結果は以下の通り。

V・アザレンカ(ベラルーシ) (8) ○-× C・シーパース(南アフリカ), 6-3, 6-3
N・リー(中国) (9) ○-× B・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国), 6-2, 6-1

大会6日目は、ボトムハーフの3回戦8試合が予定されている。

(2011年1月22日4時22分)

その他のニュース

12月11日

全豪OP前哨戦 トップ10が5名出場 (17時20分)

ティーム 人道貢献賞受賞で手記公開 (15時42分)

錦織、大坂ら2025日本代表に選出 (12時52分)

思い出の試合【第14位】1996年フェドカップ 日本vsドイツ (11時32分)

世界1位シナー 2年連続で人気投票トップ (9時05分)

齋藤咲良、元世界14位にストレート勝ち (7時18分)

12月10日

豪を牽引したデ ミノーら共同受賞 (17時13分)

サバレンカ 最優秀選手賞を受賞 (15時21分)

内島と大坂がトップ100、9日付世界ランク (12時58分)

思い出の試合【第15位】2022年 レーバーカップ (11時54分)

西岡良仁が日本勢トップ 9日付世界ランク (9時08分)

世界19位、大坂の元コーチ招へい (7時29分)

12月9日

マレーら 今季引退の13選手一覧 (17時22分)

18歳の坂本怜「伸びしろしかない」 (15時36分)

ジョコ×マレーどうなる? (15時04分)

坂本怜 ヨネックスと総合契約 (14時21分)

思い出の試合【第16位】1995年 ウィンブルドン 4回戦 (11時14分)

【日本リーグ女子】4チームが無傷で2ndステージへ (9時05分)

【日本リーグ男子】1stステージ終了 (7時53分)

【動画】1995年フェドカップ ワールドグループ1回戦 日本vsドイツ 伊達公子vsグラフ (0時00分)

12月8日

坂本怜 飛躍の今季「ランクアップ」 (20時48分)

錦織圭が期待、坂本怜に「可能性」 (19時49分)

錦織圭 被災明かす「大変だった」 (18時59分)

出産から復帰後3大会で単複決勝へ (15時50分)

引退した国枝慎吾が小田凱人を撃破 (14時53分)

錦織圭とダニエル太郎が初対戦 (13時15分)

【1ポイント速報】錦織圭vsダニエル太郎 (11時58分)

思い出の試合【番外編】2010年 ウィンブルドン 1回戦  (11時25分)

【日本リーグ女子】島津製作所ら2連勝 (9時40分)

【日本リーグ男子】三菱電機ら3連勝 (8時54分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!