女子テニスツアーのＢＧＬルクセンブルグ・オープン（ルクセンブルグ/コッケルショーヤ、賞金総額２２万ドル、ハード）は土曜日に準決勝を行い、第８シードのＪ・ジョルジュ（ドイツ）がノーシードから勝ち上がっていたＡ・クルベール（ドイツ）を6-4, 3-6, 6-1で振り切り、見事、決勝進出を決めた。
ジョルジュは７月にＷＴＡツアー初優勝を飾っており、今回は２勝目をねらう。
試合後、ジョルジュは「第２セットでは集中力を失ってしまい、一方で彼女（クルベール）はいいプレーをしていました。楽なポイントは１ポイントもありませんでした。でも今日はサービスがよかったので、第３セットではそれに助けられました。今季、そしてツアーで２度目の決勝進出にとてもうれしく思っています。」と話した。
そのジョルジュは決勝でＲ・ビンチ（イタリア）と対戦する。ビンチは準決勝でＡ・ケタボング（英国）を6-4, 6-2で下しての勝ち上がり。
ビンチは決勝に関して、「彼女（ジョルジュ）は力強い選手。どのポイントも奪おうとしてきます。だから決勝では攻撃的なプレーをしなければなりません。できればネットに行きたいけど、彼女がいいプレーをしていれば、それは簡単なことではないでしょう。」と展望を語っている。
ビンチはこれまで２００７年のボゴダ（コロンビア）ならびに２００９年のバルセロナ（スペイン）で２勝しており、今回は３勝目を目指す。
一方、敗れたケタボングは「昨日はシングルス、ダブルスをプレーし、長い１日でした。そのため、今日はコート上で少し単調なプレーをしてしまいました。彼女（ビンチ）とプレーするには、エネルギーを満タンにし、走り回らなければなりませんが、今日はそれができませんでした。残念ですが、よい１週間だったとは思います。」と思いの丈を話している。
ダブルスでは、第２シードのＴ・バシンスキー（スイス）／Ｔ・ガルビン（イタリア）組がＰ・エルコグ（スロベニア）／Ｐ・マーティク（クロアチア）組を6-3, 6-1で下し、決勝進出を決めた。バシンスキー／ガルビン組は決勝でＩ・ベネソバ（チェコ共和国）／Ｂ・ザーロバ・ストリツォバ（チェコ共和国）組と対戦する。
今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。
（2010年10月24日10時44分）
ジョコ 背中負傷も「運良かった」 
