（日本、千葉）
ＮＥＣ全日本選抜車いすテニス選手権大会が１４日、千葉県柏市の吉田記念テニス研修センターで開幕し、３日間の熱戦の火蓋が切って落とされる。
この大会はＪＷＴＡ（日本車いすテニス協会）ランキング上位選手が招待されて行われるもので、今年は参加選手２０人中７人が初出場。年間グランドスラムを達成した世界ランキング１位の国枝慎吾（日本）や、同６位の斎田悟司（日本）も登場する。女子でも世界を舞台に活躍する八筬美恵（日本）が出場する。
今年車いすテニスの四大大会であるオーストラリアン・オープン、ジャパン・オープン、ブリティッシュ・オープン、ＵＳオープンを制し、昨年のＵＳオープンから５大会連続で四大大会を制した国枝は、「北京パラリンピックのシングルス・ダブルスでの金メダル獲得を目指してこの４年間やってた。来年が本当の勝負の年だと思っている。」と語っており、来年の北京パラリンピックを控え、日本トップレベルの選手たちによる熱がこもった戦いが予想される。
今大会は男子、女子は２グループによるラウンドロビンを行い、各グループ上位２名が決勝トーナメントに進出。クァード（四肢麻痺の略）は４名によるラウンドロビンが行われる。
以下、今大会の出場選手一覧。カッコ内の数字はＪＷＴＡランキング。
【男子】
１．斎田悟司（１）
２．国枝慎吾（２）
３．池ノ谷俊夫（３）
４．柴山善邦（６）
５．竹田有治（７）
６．藤本佳伸（９）
７．佐藤春樹（１０）
８．岩田守（１１）
【女子】
１．福田恵（１）
２．堂森佳南子（２）
３．八筬美恵（３）
４．岡部裕子（４）
５．石本直美（６）
６．大前千代子（７）
７．上地結衣（８）
８．山崎治子（９）
【クアード】
１．木村禎宏（１）
２．當間寛（２）
３．長岡尚志（３）
４．山本徳彦（５）
男子、女子部門は、日本車いすテニス協会が定める２００７年度国内ランキングより上位７名、および推薦選手１名の計８名が出場する。クァード部門は、日本車いすテニス協会が定める２００７年度国内ランキングより上位３名、および推薦選手１名の４名が出場する。
（2007年12月13日17時06分）
崖っぷちから逆転勝ちで全仏OP16強 
