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Ｊ・エナン出場のドイツ・オープン 初日は大半が順延に
（ドイツ、ベルリン）
月曜日から始まったカタール・トータル・ドイツ・オープン（賞金総額１３０万ドル、ティア１、クレー）は、雨天により４試合しか消化することができなかった。
この日登場したシード勢では、第１３シードのＳ・ペア（イスラエル）がＡ・グローネフェルド（ドイツ）を6-1, 6-2と危なげなく退け、第１４シードのＮ・リー（中国）もＭ・キリレンコ（ロシア）を6-1, 3-6, 6-1で下し、それぞれ２回戦へ進んだ。ノーシードでは、Ｌ・サファロバ（チェコ共和国）がＯ・サウチュック（ウクライナ）に6-3, 6-7 (6-8), 6-0で、Ｓ・ブレモン（フランス）がＳ・リシッチ（ドイツ）に6-2, 6-1で勝利した。
また、試合途中で中断になっている１回戦もあり、Ｍ・ショーネシー（アメリカ）はＴ・パスゼック（オーストリア）に7-6(7-3), 0-2とリードしたところで、Ｔ・マレック（ドイツ）はＶ・バルディナ（ロシア）から6-1, 4-3とリードしたところで、順延になった。その他９試合が延期になっている。
今大会は上位８シード選手の１回戦が免除されており、２回戦からの登場。
トップシードのＪ・エナン（ベルギー）は、２００２年と２００３年に２連覇をしたこともあり、同大会では２４勝２敗と相性が良い。今季はすでに３大会で優勝し、先週のＪ＆Ｓカップでも優勝を飾るなど好調を続けている。世界ランキングでも、今年１月にＭ・シャラポワ（ロシア）に１位の座を奪われたが、先月再び女王の座に返り咲いている。
第２シードは世界ランク３位のＡ・モレスモ（フランス）で、２００４年以来３年ぶりの同大会優勝を狙う。第３シードは同４位のＳ・クズネツォワ（ロシア）で、今季初優勝を狙う。第４シードは同７位のＭ・ヒンギス（スイス）で、２月の東レＰＰＯ以来の今季２勝目を目指す。第５シードがＪ・ヤンコビッチ（セルビア）（同６位）。第６シードで出場予定だったＮ・バイディソバ（チェコ共和国）は右手首の怪我を理由に欠場を発表しており、代わりにＴ・ガルビン（イタリア）が第１７シードとしてそのドローに入り、２回戦から出場する。ガルビンは今季１９勝８敗で、ボゴタで準優勝している。続く第７シードが昨年優勝のＮ・ペトロワ（ロシア）、第８シードがＤ・サフィーナ（ロシア）となっている。
今大会の優勝賞金は１８万１千９８０ドル。
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