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（アメリカ、サウスカロライナ州チャールストン）

ファミリー・サークル・カップ（賞金総額１３４万ドル、クレー）は現地１０日、２回戦に登場した第３シードＳ・ウィリアムズ（アメリカ）、トップシードＮ・バイディソバ（チェコ共和国）が敗れる波乱があった。

今季全豪女王のセリーナは、先日のティア１大会のソニー・エリクソン・オープンでもＪ・エナン（ベルギー）を下して優勝するなど、ついに完全復活かと思われたが、この日はＹ・チャン（台湾）との対戦中に、第１セット３－５とリードされた場面で、右足の付け根の痛みを訴え、途中棄権となった。
セリーナが順当に勝てば準々決勝で対決する予定だった姉のＶ・ウィリアムズ（アメリカ）は、１回戦で第１４シードのＳ・ストザー（オーストラリア）を6-2, 6-2で倒した。２００４年には今大会で優勝し、今年はノーシード出場のヴィーナスは２回戦でＶ・バルディナ（ロシア）と対戦する。

セリーナと並んで優勝候補の１人だったバイディソバは、Ｍ・クライチェック（オランダ）に6-4, 4-6, 3-6の逆転負けを喫し、初戦敗退に終わった。一方、先週ボシュロム選手権でツアー初優勝を遂げた第１０シードのＴ・ゴロバン（フランス）は、Ｄ・チブルコバを6-4, 6-1で危なげなく下している。また、好調の第８シードＮ・リー（中国）は、Ｎ・プラット（オーストラリア）に6-1, 6-4で快勝している。
その他シード勢では、第１１シードＦ・スキアボーネ（イタリア）、第１２シードＫ・シュレボトニック（スロベニア）、第１５シードＳ・バンマー（オーストリア）、第１６シードＭ・サンタンジェロ（イタリア）などが１回戦を突破している。