7月3日から7日に開催されたITFワールドテニスマスターズツアーのテニス シニア クイーンズランド選手権(オーストラリア/ゴールドコースト、砂入り人工芝、MT1000)35歳以上の部混合ダブルスで、景山裕己/ 山口司紗ペアが3試合全てに勝利して優勝を飾った。
同種目は総当たり戦で実施され、景山と山口は地元ペアを相手に奮闘。
初戦でM・スピテリ(オーストラリア)/ D・ミジッチ(オーストラリア)ペアに4-6, 7-6 (7-4), [10-3]の逆転で勝利すると、2戦目はN・フランクリン(オーストラリア)/ S・ベイレイ ネルソン(オーストラリア)ペアに7-6 (7-2), 6-3で、3戦目はM・ヨング(オーストラリア)/ K・ウォルカー(オーストラリア)ペアに7-6 (7-2), 6-2のいずれもストレートで勝利し優勝を決めた。
大会後、景山と山口は喜びを語った。
景山「どの試合も1つのミスや判断で流れが大きく変わるような、非常に緊張感のある展開でしたが、集中力を切らさずに最後まで戦い抜けたのは、山口プロとのパートナーシップ、そしてこれまでの海外遠征で積み重ねてきた経験の賜物だと感じています」
「今年に入ってミックスダブルス4度目のタイトルとなり、日々の成長を実感できる結果に大変嬉しく思っています」
「また、35歳以上ミックスダブルスの世界ランキング1位も継続しており、年末のイヤーエンドランキング1位という目標に向けて、引き続き準備を進めてまいります」
「『年齢や才能は関係ない、人は環境で変化できる』この信念を体現し、誰かが一歩を踏み出すきっかけになれたらという思いで、今後も競技に励んでまいります」
山口「世界選手権に次ぐハイグレードの大会で全ての試合とても苦しい状況でしたが、この様な結果を残す事ができとても嬉しく思います。ペアの景山選手と共にどんな困難な状況でもお互いを信じて助け合いプレー出来た事が勝因だったと思います」
また、山口は同大会の40歳以上の部女子シングルスでも準優勝を飾り、単複で好成績を残した。

山口司紗[画像/山口司紗]

景山裕己[画像/景山裕己]
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