男子テニスの元世界ランク8位の
J・ティプサレビッチ(セルビア)は22日に国別対抗戦デビスカップ・ファイナルズ(スペイン/マドリッド、室内ハード)でセルビアがロシアに1勝2敗で敗れたことにより、現役を引退した。
セルビアは勝敗をかけた第3試合で
N・ジョコビッチ(セルビア)/
V・トロイキ(セルビア)組がマッチポイントを握るも惜敗。この結果ティプサレビッチは約20年にわたる現役生活に終止符を打った。
試合後の会見でキャリアの印象に残ったことを聞かれたティプサレビッチは「2つある。まずはトップ10に入れたこと。あれは長い間追いかけてきた夢の実現だった。とても幸せに感じたことを覚えているよ」と明かした。
「2つ目は隣に座っているこの男(トロイキ)がデビスカップで
M・ロドラ(フランス)に勝って優勝したときだ。これは僕自身が絡んでいるわけではないから少しばかげているように聞こえるかもしれない。でも僕はあの試合をキャリアのハイライトとして覚えている。たとえデビスカップがチームの戦いだったり、ジョコビッチがたくさんの試合に勝っていても、僕はあの勝利を最も覚えている」
ティプサレビッチはキャリア通算4勝をあげる活躍を見せていた。
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