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女子テニスツアーのパレルモ国際（イタリア/パレルモ、賞金総額１４万５０００ドル、クレー）は９日、シングルス１回戦３試合と２回戦３試合を行い、第１シードのＦ・ペネッタ（イタリア）と第２シードのＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）が、それぞれ勝利を収めた。

この日の１回戦に登場したメディーナ=ガリゲスは、Ａ・クドリャフツェワ（ロシア）を6-0, 6-4と順当に下し、２回戦に進出した。メディーナ=ガリゲスは、今大会とは非常に相性が良く、過去４回の優勝を果たしている。今回の勝利で大会通算成績は、２５勝２敗となる。

この日の他の１回戦では、第８シードのＴ・ガルビン（イタリア）がＹ・フェダク（ウクライナ）を6-2, 7-5で、Ｎ・ヤゴステラ=ビベス（スペイン）がＪ・ガイドソバ（オーストラリア）を6-0, 6-3で、それぞれ下し、２回戦に進出している。

一方、２回戦に登場したペネッタは、Ｌ・ドミンゲス=リノ（スペイン）を6-2, 6-3で下し、危なげなく準々決勝に進出した。ペネッタの今大会での最高成績は、２００４年の準優勝で、その時は決勝でメディーナ=ガリゲスに敗れている。また、ペネッタは今季のクレーコートでは好調で、サーフェス別の戦績では、１９勝４敗の好成績を残している。

この他の２回戦では、第４シードのＣ・スアレス・ナバロ（スペイン）がＧ・ウォスコボエワ（ロシア）を1-6, 6-3, 6-1で、第５シードのＳ・エラーニ（イタリア）がＪ・バクレンコ（ウクライナ）を3-6, 6-4, 6-1で、それぞれ下しベスト８に進出を決めている。