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名前:アナ・イバノビッチ→選手名鑑
生年月日:1987年11月6日
出身地:セルビア、ベオグラード
身長:186センチ/体重:69キロ
利き手:右利き(ハードヒッター)
プロ転向:2003年
自己最高ランキング:1位→世界ランキング
生涯シングルス戦績:237勝89敗
生涯シングルスタイトル数:8
生涯ダブルス戦績:20勝24敗
生涯ダブルスタイトル数:0
獲得賞金:7,199,522ドル
四大大会成績:
全豪オープン準優勝(2008年)、
全仏オープン優勝(2008年)、準優勝(2007年)、
ウィンブルドンベスト4(2007年)、
USオープンベスト16(2007年)

※2009年12月21日現在

アナ・イバノビッチの足跡

アナ・イバノビッチ
アナ・イバノビッチ

女子テニス界に吹き荒れる『セルビア旋風』という新しい風。その一角を担うアナ・イバノビッチは、次世代のチャンピオン候補として世界を席巻している。

スポーツ一家の長女として生まれたイバノビッチは幼少の頃、テレビで同じセルビア出身のモニカ・セレスを見て感銘を受けた。そして、両親に近くのテニスクラブに連れて行くようにねだり、5歳の誕生日にテニスラケットを贈られると、たちまちテニスの虜になった。しかし、当時のセルビアのテニス事情は貧しく、水を抜いたプールをテニスコート代わりとして練習することもあったという。

2003年に16歳でプロデビュー。2004年には、岐阜と福岡の大会で優勝するなど下部大会ながら5勝を記録、世界ランキングを608位も上昇させ、この年はプロ2年目ながらトップ100でシーズンを終えた。

2005年にはキャンベラでツアー初優勝を果たし、初めてトップ20でシーズンを終えると、セルビアの新しい才能として次第に注目を集めるようになった。そして2006年、モントリオールのティア1大会の決勝でマルチナ・ヒンギスを破って優勝したことで、彼女に対する世間の注目は一気に高まることとなった。

四大大会成績 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
全豪オープン 3回戦 2回戦 3回戦 準優勝 3回戦
全仏オープン ベスト8 3回戦 準優勝 優勝 -
ウィンブルドン 3回戦 4回戦 ベスト4 3回戦 -
USオープン 2回戦 3回戦 4回戦 2回戦 -

アナ・イバノビッチ
2007年には全仏オープン準優勝

2007年にはその才能がいよいよ開花。3つのツアータイトルを獲得し、5月にトップ10プレイヤーの仲間入りを果たすと、全仏オープンで初のグランドスラム決勝に進出。ウィンブルドンではベスト4まで進出し、世界ランキングを4位まで上昇させた。

その勢いは留まることがなく、2008年の全豪オープンでも決勝進出を果たし、世界ランキングも自己最高の2位となった。名実ともに世界ツアーを牽引するトッププレイヤーとしての地位を確立した彼女は、セルビア国籍の女性プレイヤーとして初のグランドスラム・タイトル獲得を期待されている。

そんな彼女の持ち味は、高い打点から叩き込むフォアハンドで、ベースラインの後ろからでもウィナーを量産できる力を持っている。

アナ・イバノビッチ
エキゾチックな外見も魅力

また彼女はそのエキゾチックな外見からテニスの枠を超えて人気が高く、彼女のオフィシャルウェブサイト(http://www.anaivanovic.com/)は世界の女性アスリートのホームページの中で、最も訪問者が多いといわれている。

趣味は映画を見ること。特にスリラーが好きである。また、歴史やギリシャ神話に関する読書も趣味としている。
日本との関わりも深く、前述の大会の他に2007年の東レ・パンパシフィック・オープンにも出場し、準優勝している。また、好きな食べ物はスシで、試合前のロッカールームでは数独をして過ごすこともある。


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